除脂肪体重を自動計算しよう。
体重から脂肪量を除いた、体重を計算すれば理想の体型になるかも!
体重と体脂肪率で計算できるよ。体脂肪率が分からない時は体重と性別・身長で計算できる!
さっそく計算してみよう!
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除脂肪体重って何?
除脂肪体重は簡単に言うと、脂肪を抜いた体重。
人の身体は脂肪以外に、筋肉・骨、脳、内臓、血液、水分などからできている。だから、デブで脂肪が多いと実際の体重と除脂肪体重の差は大きくなるんだ。
英語では、Lean body mass (LBM)という。
脂肪にはエネルギー摂取は必要ない!?
当たり前だけど、脂肪自体がもしもの時のエネルギーだから、わざわざ脂肪の分までエネルギーを必要としない。
基礎代謝や消費エネルギーを計算する時は、ただの体重で計算することが多い。ということは、、その通りに食べたら脂肪の分だけ余計に食べてるじゃん!ってことだよ(笑)
除脂肪体重の計算方法
除脂肪体重の計算は、めっちゃ簡単。体脂肪以外の体重ってことだ。
除脂肪体重kg = 体重 - (体重 × 体脂肪率)
特にいうことないぐらい単純。
ヒュームの除脂肪体重推定式
家にオムロンやタニタのような体脂肪率を測ってくれる体組成計がない人には、1966年にR.Hume博士が除脂肪体重の推定式を研究してくれている!
男性:0.3281 ×体重 + 0.33929 × 身長 - 29.5336 (±3kg)
女性:0.29569 × 体重 + 0.41813 × 身長 - 43.2933 (±5kg)
男性29人、女性27人を対象にしている。50~60代が主な対象なのが気になるけど。男性で偏差2~3kg、女性で偏差4~5kgとのこと。
筆者は体脂肪率的には61kgだったが、この推定式だと57kgだったので、想定内かな。
参照:Prediction of lean body mass from height and weight
FFMI(マッチョ指数)
最近BMIよりも、マッチョの間ではFFMI(Fat Free Mass Index)がマッショ度合いを測るバロメーターとして注目を集めている。FFMI=20を超すと筋肉質に見る身体つきになるらしい。
このFFMIは除脂肪体重と身長で計算できる。
FFMI = 除脂肪体重÷(身長)2
基礎代謝量(体脂肪率を使った推定式)
基礎代謝量の計算では、除脂肪体重を使って計算できるものがある。詳しくは「基礎代謝量を自動計算しよう!」で紹介しているが、ここではとりあえず国立スポーツ科学センターの式を使ってみた。
基礎代謝量=28.5×除脂肪体重