E-計算!

なんでも計算しちゃいましょう!

体表面積を計算しよう。Body-Surface-Area Calculator.

体表面積 Body Surface Area

自分の身体の表面積ってどれぐらいか考えたことありますか?

身長と体重、あと性別で標準的な体表面積が計算できます!

では、さっそく計算してみよう!

身長cm
体重kg
性別男性   女性

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なぜ体表面積が必要なのか?

体表面積は、医学の分野では抗がん剤など薬の投与量や、やけどの判定、腎機能eGFR値とかに使用するようです。ただeGFR値は1.73平方メートルを使っていて、体形によって体表面積は平均とはだいぶ違うので、健康診断のeGFR値とは結構誤差あるそう。

他に、代謝量も体表面積1㎡あたりの熱量として計算に用いられて、建築物の空調快適性とかに役に立ているようです。1.6~1.8ぐらいの人を想定して計算しているから、空調の感じ方も微妙に違うんでしょうね。

筆者は大学時代に建築の空調系やってたので、懐かしいです(笑)

ちまたでは、デュボア式・新谷式・藤本式が主流らしい。めっちゃ昔やけど…最近の技術で3Dスキャンで測定した結果もあるけど、式によって幅があって、式の検証研究でも、結果のあいまいさは拭えないらしく。とりあえずよさげな式をメインで計算していますので参考程度にどうぞ!

DuBoisの式

1916年にデュボアさんが、対象者9名の体表面積を測定して導きだしだ式。現在はこの式が結構一般的に使われているぽいけど、もう100年以上も前だよ。しかも9人のデータを基にって・・・どうなんやろ。と思ったが、大体平均に近い値を示すので現場でも利用されているのかも。

BSA = W0.425 × H0.725 × 0.007184 (W:体重kg、H:身長cm)

新谷二郎の式

1931年に日本人の体表面積を測定して、計算した式。もう90年も前になるが日本人を対象として新谷さんたちが発表した。

BSA= W0.425 × H0.725 × 0.007358

Boydの式

Boydが1934年に231人測定した推定式。
2014年、ナイジェリアの子供(1-11歳)を対象にした検証では、最適な推定式だったみたいだ。
2018年、韓国の子供(1~18歳)を対象にした検証によると、過大評価があるらしい。

BSA=0.03330 × W(0.6157 - 0.0188 × log10(W) × H0.3
 

藤本の式

1968年に藤本薫喜さんたちが日本人を201名測定した推定式を発表した。対象者は、標準型や肥満型、やせ型、新生児から老人まで男女別で測定したとのこと。

BSA = W0.444 × H0.663 × 0.008883

藏澄の式

1994年に藏澄さんたちが発表した式で、日本人男女45名(18~26歳)の体表面を実測して導きだした計算式。実測方法は、伸びない粘着テープを体に張って、そのテープの面積を測定した。何とも地道な測定だが…被験者数少なくないけどそんなもんなのか。。。

ただ、この式には男女差を考慮して、それぞれに計算式が存在する。このサイトでは性別を入れたら、性別考慮の体表面積も出せるぞ。

また、この藏澄美仁教授の式は医学分野の方ではなく、建築分野からのアプローチだが、発表から10年後の2003年に日本人成人に適合するかどうか再検証している。たぶん日本人には男女差も考慮したこの式が近い数値がでるかも。

ざっくりいくつか計算した感じでは、当サイトの平均値と藏澄式のズレは少ない気がする!

男女共通:BSA = W0.383 × H0.693 × 0.0100315
男性:BSA= W0.362 × H0.833 × 0.0053189

女性:BSA=W0.445 × H0.627 × 0.0110529

Schlichの式

エルマーシュリッヒ博士が、3Dスキャンを用いて188人を測定したデータを基に出した式。3Dスキャンでもちょちょい偏差があるらしい。

男性:BSA=W0.38×H1.24×0.000579479
女性:BSA=W0.46×H1.08×0.000975482
 

      2020/03/31

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